ヒマワリの花言葉

神山くんに骨抜き腰砕けなオタクの考察

幻を追究する話。【SCARS歌詞深読み①】


先日、フォロワーさんのRTで
とある方のSCARS歌詞深読みブログを読みました。

感想としては「ああ、やっぱり。」
私も同じようなイメージを持っていたからです。

それでもやっぱり人間十人十色。ここはちょっと違うなってところが出てくるのですね。

というわけで、今回は私なりのSCARS深読みというn番煎じなテーマにしてみました。

長くなるかと思いますが、お時間のあるときにぜひ読んでいただければと思います。

それではれっつらご(^O^)



まずは重岡くん淳太くんのパート


あとどれくらいだろ?僕らがこうしていられる瞬間(じかん)は
幸せな時間(とき)を刻むほど何故か臆病になる


まぁ、これだけで設定は読めたと言っても過言じゃない。
やっぱりみなさん言っている通り、あってはならない恋なのです。

「じかん」が『瞬間』と記されていることから二人の時間は限られている、短いことを表しています。

そして『臆病になる』
臆病の意味は、小さなことでも怖がる様。彼でいう『なぜか』のなぜが小さなことなのかは分かりませんが、心のどこかではいけないことだと気付いているということです。

この2文は簡単に言うと
僕たちはあってはならない関係。このままではいけない
って感じかなって思います。



続いて藤井桐山の部分。


今日という一日が終わるとき側にいたい
誰にも言えない孤独はお互いに隠さないでいい


この藤井くんの部分で彼女または自分には帰るべきところがあることが分かりますね。これで先程あげた「あってはならない恋」というのが不倫であることに近づきます。

そして次が私的キーポイントのひとつ
『誰にも言えない孤独』です。

私はこれが彼女の「傷」だと思うのです。詳しいことは後の文で述べます。

この2文は
もっと一緒にいたい。君がありのままで、楽でいられるから。
って感じかな、と思っています。

なんだかまとまらないな、という感じですがはまかみパートへ


まばたきさえ惜しんだ君の不安 たまらないのさ
僕は君の為に 誰かを傷つけても構わない


なんといいパートでしょう。少し狂っているように聞こえますが、私はあえて(大切)純粋に冷静に解釈してみました。


まず『まばたきさえ惜しんだ君の不安』
これは、眠ることすらできないくらい怯えている、というような具合じゃないのかな、と思います。彼女は何かに怯えているのです。これは先ほどの『誰にも言えない孤独』とも繋がっています。

それが『たまらない』という濵田くん。いいよね()
…じゃなくて、この『たまらない』がこの曲の解釈を大きく左右させます。

たまらない には
①この上なく良い
の他に
②その状態を保てない
③感情が我慢できない
という意味があります。

私の中では①の意で歌う濵田くんでいてほしかったのですが、ここでは②③が妥当かな、と。

「好きな子を傷つけられちゃたまったもんじゃない」

この感じです。

つまり、
大切な彼女を眠ることすらできないくらい不安にされた相手を許してはおけない
ということですかね。

それに神山くんパート『僕は君の為に誰かを傷つけても構わない』を足してみるとあら不思議。

なかなかかっこいい彼氏のできあがりじゃないですか!

…いやでもやっぱり濵田くんには①のたまらないを…(ウルサイ)


…ということで、サビです。


愛するほど戸惑うこの恋心 壊れるくらい抱きしめ合ってく
たどり着くのは幻だとしても
今(ここ)に君がいればいい


まず
愛するほど戸惑うこの恋心

『戸惑う』ということは、どうすればいいかわからないということ。

さっきまで『誰かを傷つけても構わない』とか言ってたわりには慎重かつ弱気ですよね。

ここからは完全に妄想というか、勝手にスピンオフを描いているのですが、おそらく彼は彼女に

「あなたには罪を負ってほしくない。私はあなたがいれば大丈夫」

のような意味合いのことを言われたのでは…?

とりあえず、今は抱きしめ合い愛し合うことが一番の救いなのです。


お次が難点①
『たどり着くのは幻だとしても 今(ここ)に君がいればいい』

『たどり着く』ということはこのまま進んだ末に行きつく先があるということ。
前の文からすると、このまま進むということは
『壊れるくらい抱きしめ合ってく』
つまり愛し合い続ける、不倫を続けるということ。

ここからが分からない。『幻』です。

不倫を続けた先が『幻』。
幻とは、現実には存在しないのにあたかも存在したかのように記憶されたもの。

彼らの行く先が現実には存在しないもの、つまり ‘‘なかったこと’’ にされるということでしょうか。

ここを私は「別れ」と解釈します。
死説も一理あると思うのですが、そうしてしまうと次の文の筋が通らないような気がするのです。

その次の文というのが『今(ここ)に君がいればいい』です。
その「ここ」というところ。聴いているだけだと「死んだとしても一緒にいれればいい」と捉えることができるのですが、漢字で書くと『今』なんですね。『今』君がいればいい、なので死んでしまう話ではないんですよね。

『今』という時制ワードが出た以上、これは時の話として捉えるしかありません。

これは幻↔︎今の対比文なのです。

このまま進んでもし別れることになっても、今一緒にいれればいい

のような感じかと。
これは別れてもいいという意味じゃなくて、リスクが高くてもギリギリまで攻めたい…的な(何言ってんだ)

うーんやっぱり綺麗にまとめきれない!
次行きます!


他の誰も触れない確かな記憶
消せない本能に刻まれていく


『他の誰も触れない確かな記憶』
というのは、2人だけの秘密の時間を指すのだと思います。
それが『消せない本能に刻まれていく』
ここで重要なのは「刻む」ではなく「刻まれる」ということ。
つまり忘れたくても忘れられない、それほど彼の中の彼女の存在が大きいことを表しています。


ずっと2人は愛し合うはずなのに素直になる度疼く傷跡


ここで大切なのは『なのに』
なのに、に続くのはその逆の出来事ですよね。
なので『愛し合うはずなのに(愛し合うことができない)』になります。

それを今までの見解に当てはめると

自分も彼女も一緒にいたいと考えている。相互意見でいいはずなのに2人を阻む問題があるんだ

という感じかな。

それに続く『素直になる』
これは現実と向き合いつつ自分の意見を出す、といったニュアンス?

そうすると傷跡が疼くわけです。
ここでやっと出てくる曲名に直結した歌詞『傷跡』。この傷とは何を表すのでしょうか。

まず曲名であれscarsは傷跡という意味をもつ英単語 scar の複数形。つまり傷跡はひとつじゃないのです。
これを私は彼女の傷と僕の傷のふたつと考えました。

彼女の傷というのはこれまでに少し述べた『誰にも言えない孤独』そして『まばたきさえ惜しんだ君の不安』これが表す出来事です。
私的にこれに当てはまるのは「旦那の浮気」か「家庭内暴力」かなぁと。
暗いっすね笑

そして彼の傷跡。
ここまでで彼が何に苦しんでいるかというと「彼女が苦しんでいること」。
彼女を守ってあげれない自分に苦しんでいると思うのです。
ここからは勝手な推測ですが、きっと彼は過去にも彼女を守れなかったことがあるんじゃないかと。しかもそれは自分がアクションを起こしてしまったから。
だから今も物事を動かそうとする度に昔の記憶が蘇るのです。
それが『疼く傷跡』じゃないかと。



ハァ、1番が終わった!

まとめると、

不倫状況にある僕と彼女
ふたりでいるときは彼女は怯えなくてすむ
だから自分たちを阻む問題を退けてでもずっと一緒にいたいんだけど…

みたいな感じでしょうか?

重たい恋人の話ですね。
彼女が彼に依存しているように見えますが実は逆って感じがします。



…長かったですよね、ごめんなさい。
ここで一旦切りたいと思います。
2番からは次の記事で!
よかったら感想お願いします。


ん〜、文章力降ってこい(^O^)!