ヒマワリの花言葉

神山くんに骨抜き腰砕けなオタクの考察

雪に願いを を深読みしてみた話。


約1年ぶりの更新ということで大変申し訳なく思っておりますが、まぁこれからも自分のやる気のタイミングで更新していこうと思っていますどうもお久しぶりです!


ジャニーズWESTの4枚目のアルバム「なうぇすと」通常盤に収録されている濵田くんと小瀧くんのユニット曲「雪に願いを」

コンサートではメインステージにふたり座って歌い、シャボン玉を使った儚げな演出がなされていました。

そんな演出に加えてふたりのどこな哀しげな表情、一体どんなストーリーが背景にあるのでしょうか?

“君”が隣にいないことは確かなのですが、“君”はどこに行ったのか?“僕”は雪に何を願うのか?私なりに深読み(というかもはや創作)してみました。


今月放送の少年倶楽部in大阪で披露されるということなので、このタイミングで下書きにあったものを加筆修正して投稿したいと思います。



それではスタート(^O^)



まず大きな背景として“君”つまり彼女である女性は亡くなってると思うんです。
サビの歌詞の“ 空は違うけど ”ってそうじゃないと成り立たなくて。空はひとつしかないから…
私が考えるに、突然の事故などではなくて、余命宣告されるような重たい病気じゃないかな、と。


ちなみにコンサートの演出で使われた「シャボン玉」
調べてみるとシャボン玉は、はかないものの例えとして使われることがあるのだとか。


童謡のシャボン玉も亡くなった子供へのレクイエムだという説があるようです。

演出にこれを使ったということはやっぱり関係してるんじゃないかな…と思います。あくまで憶測ですが!



まずは物語のエピローグ。まだ曲には入っていない部分のお話です。
n年の冬、自分があまり永くないことを重々承知している彼女は自分がいなくなることを前提に話をしていくようになります。

『ねぇ、天国って雪降ると思う?』

病室のベッドで、窓の外を眺めながら“僕”に問いかけます。
「なんでそんなこと聞くん」なんて返しももはや野暮で、黙っていると彼女は

『私が死んでも絶対泣かないでね、ずーっと笑ってて』

と言うんです。
(どこの携帯小説だよって感じですが)

そう彼女と約束した“僕”は最後の最後まで笑って彼女とお別れをします。

彼女の命日が、後ほどでてくる “あの日” なんじゃないかと。



そして翌年(n+1年)の冬。ここから1番です。

ため息さえも白く形どった凍える街で
いつもより寒いのは君がそばにいないせいかな?

彼女のいない生活を無機質に過ごして、また冬がやってきます。

そうLittle baby girl…
去年と同じようになんてとても笑えそうにない
そうLittle baby girl…
うつむきながら歩いてる僕の肩に降る華

「笑っていて」なんていうのも難しく、笑顔の代わりに出るのはため息ばかり。

うつむきながら彼女と過ごした街を歩いていると、いつかと同じように雪が降ってきます。

冬空に舞う雪に願いをかけた
こんなにもこんなにも愛しています
街を静かに白く染めるこの雪が君にも届け
Wish and snow... Wish and snow...
空は違うけど君にも見せたいんだ


『天国って雪降ると思う?』
そんな言葉と共に彼女のことを思い出して、また切なくなるんです。

きっとこのときの“願い”は自分の現状(まだ好きでいる、忘れられないこと)を伝えたいことと、「彼女が天国でも幸せでありますように」みたいな感じかな


そして2番。
ここはいろんな解釈があるらしいのですが、私は普通にその次の春(n+2年)のことと考えます。

ここで注目してほしいのが、2番は彼女に話しかけるような調子で歌詞が書かれていることです。(〜だよ、ほら等)
時が経っても彼女のことを忘れることなく、むしろ近くに感じている(=想いが強くなっている)ことを表している…のかな?

全てが1人じゃ未完成だよ 君のいない街は
心に残してくれたもの全部美しすぎて

2年経っても変わらず、同じ街で彼女のことを思いながら暮らしています。

そうLittle baby girl...
粉雪が溶けた道にほら 新しい花が咲いた
そうLittle baby girl...
なんだか優しい記憶が僕の涙誘った

白く染まっていた道に花が咲いた、つまり春の訪れを表しています。
道に咲いた花に気がつくということは、まだ下を向いて歩いている=まだ立ち直れていないという意味も含んでいるのかもしれないけれど、「ほら〜咲いた」と彼女に春の訪れを知らせているということは、“僕”はあの冬に取り残されたままではなく少し前に進もうとしているのかもしれません。

ここでいう“花”は彼女が好きだった花とかかな。そして2番にでてくる雪は桜のことなんじゃないかな、と思います。冬の華が雪で、春の雪は桜(だと辻褄があうのでそういうことにしたい)

彼女と見た桜を筆頭に様々な記憶がバッと浮かんできて思わず涙してしまいます。これが彼女が亡くなってはじめて流した涙だったらいいな

変わり変わる空に言葉を乗せた
こんなにもこんなにも愛しています
巡る季節のどこかでまた出会えるように 思いを込めて
Wish and snow... Wish and snow...
君も同じ空の下 見てるかな?

1番が「願いをかけた」だったのに対して「言葉を乗せた」
空に話しかけるのはちょっとヤバイからここは歌うことを表してるんじゃないかと思うんです。
彼女の好きだった歌か、ギターが好きな“僕”が“優しい記憶”を辿って作った曲か。

わたしは後者推しです

少し前向きになった“僕”が彼女に届けと想いを歌にしていくんです。

ここから語りかけるような歌詞が増えてくるのは、“僕”が彼女に向けて歌う歌の部分になるからかと


『どこかでまた出会えるように』
『同じ空の下見てるかな?』


が1番の歌詞に矛盾しているのは、曲中で“僕”が書いた歌詞だからということにすればギリギリ納得いく…?

また出会えるように=また会いたい
同じ空の下見てるかな?=近くで見守ってくれていたりするかな?

的な感じ。


2番での“願い”はとにかくもう一度会いたい、恋しいというような感じに捉えられます。
1番が君への願いなのに対して2番は自分の願い(欲望)になっているのは、生前の彼女のわがままをたくさん聞いてきた“僕”が求める唯一の見返りであり、はじめてのわがまま…だったらエモいな……


というわけで2番おわり!

ちなみに、もしかしたら2番は輪廻転生(生まれ変わり)のことを願っているのかも…?とも思ったけど考えがうまくまとまらなかったので誰か輪廻転生説で展開してください!丸投げ!

確かに僕らは足跡つけた
どれも宝物でまだ思い出すよ
どんな景色でも君がいたから
意味があったよ

そしてCメロも口語調。
ここも曲中の曲の歌詞かな〜…

何年経っても冬になったら彼女のことをより一層思い出す“僕”

でも大サビ(その次の冬)で「空は違う」と言い直しているということは、もう2度と彼女が“僕”の前に現れることはないってわかっているのかも。(遅いとか言わない)
それでもやっぱり好きで好きで、愛してるよ、会いたいよ、の思いよ届けと空に向かって歌うんです。なんて純愛。


ちなみに「彼女が亡くなってから毎年命日には雪が降る。彼女が空から存在を知らせているのか、はたまた雪自体が彼女なのか、なんて考えて微笑む“僕”」っていうのがわたしの考えたいちばんエモいエピローグです。急にちょっとファンタジー。


さ、何言ってるかよく分からなくなってきたところでまとめに入ります。


わたし的「雪に願いを」は

彼女を病気で亡くした“僕”が彼女のことを想い作った曲の曲

となりました!(小並)


これ濵田くんが彼女とよく立ち寄っていた公園のベンチで指を冷やしながら弾き語ったり、小瀧くんが薄く雪の積もった道を歩きながら口ずさんでたりするところ考えたらちょっとやばくないですか?


考えていく中で、“僕”が彼女の後を追いそうになったり、死者蘇生の研究を必死にするようになったりとなかなか危ない方向へ進んだりもしましたが、なんとかそれっぽく(?)紐解いたかなと思います…?

“僕”が幸せになるといいな……



というわけで(強制)終了です!

最後にこれだけは言わせてください!



すみませんでした(土下座)



そしてここまで読んでいただきありがとうございました!少クラ楽しみ!(^O^)



ちなみに灰文字部分を言いたかったためだけにこの記事を書いたのは秘密です。