ヒマワリの花言葉

神山くんに骨抜き腰砕けなオタクの考察

神山くんが出演する「ごくせん」を考えてみた話。


いつの雑誌だったか、神山くんが『ヤンキー役がしたい。ごくせんに出てみたかった』と言ってたのをふと思い出しました。


松潤にはじまり、当時関西Jr.だった淳太くん照史くんを含むたくさんのジャニーズが出演したあのドラマ、残念ながら神山くんが出させてもらう前に完結してしまったので、私が勝手に神山くんメイン回を考えました!!()


それでは早速参りましょう!↓



時期としては、高木くんと玉森くんの間、3.5期といったところでしょうか。

神山くんはヤンクミが担任をしている不良クラスの中心グループ6人(メイン組と表記します)の中に属しています。

立ち位置としてはセンター…ではなく左端かな。金髪にピアスで、服装はいちばん派手。調子がよく茶化したり煽ったりするヘラヘラポジションです。

神山くんメイン回は5〜6話あたりの、6人のうち数人がヤンクミのことを信頼しはじめた時期です。


ここからはお話。


ある朝、いつものように教室で好き放題していると猿渡教頭が入ってきて「昨夜男子高校生の不良グループが他校の生徒をカツアゲする事件が起こったらしいがお前らじゃないだろうな?!」と言ってきます。

疑われて気分の良くないところで、メインBくん(メイン組の1人)が「腹立って仕方ねぇから、俺らでそいつら捕まえて逆に金巻いてこねぇ?」と発言します。ごくせんあるあるですよね。

賛成の拍手と歓声が鳴り響き、「どうするどうする」と作戦を立てているときに「おとりってのはどう?!」と案が出ます。

ざっくり言うと、弱そうな高校生のふりをしてカツアゲに引っかかったところで逆にやっちゃおう、という感じ。

『それなら俺やるわ!』と発言するのが今回のメイン神山くんです。

「じゃあ俺も」「俺もしよっかな」とあと2人が名乗りを上げて、あとは?という質問に『3人もいれば十分っしょ!』と強気な神山くん。


そんなこんなで、クラスメイト2人と神山くんのおとり作戦がはじまります。

神山くん以外の2人は黒髪をぺたんこにセットにして、制服も校舎内に飾ってある模範のものを奪って、伊達眼鏡をかけて、地味で真面目そうな高校生になりきります。

『じゃ、タイミング見計らって入るわ!名演技期待してっから!笑』と神山くんは陰待機。

見た目派手派手な神山くんが入ってきて驚いたところで反撃開始という計画です。


計画開始から数分後、狙い通り先日事件が発生した有名学習塾から少し離れたところに2人のヤンキーがやってきます。

『余裕じゃん』

変装したクラスメイトに声をかける不良2人に笑いがこみあげてきたところで、なぜか急に真顔になる神山くん。


顔が青ざめて、足が震えて動けない神山くん。
クラスメイトは「神山!おい!」と呼ぶものの神山くんはそっちに行きません。
カツアゲ2人に殴られるクラスメイトにぎゅっと目を瞑り、逆方向へと走り出します。

殴られ続ける2人の近くをたまたま通ったメイン組の数人が「何してんだよ!」と加勢して事件は大沙汰になります。


「なんであんな真似したんだよ?!」

次の日の朝HRで、ヤンクミに大目玉をくらうものの、肝心の神山くんの席は空いています。

「…で、神山は?」

そう聞くヤンクミに生徒たちは首を振り、「知らねーよあんな裏切り者。なにが3人もいれば十分っしょ!だよ、一目散に逃げやがって」と非難殺到。

「とりあえず、先生神山のところ行ってくるから、自習しとけよ!」という言葉にまばらな返事が返ってきたところで、ヤンクミは走り出します。


走って神山くんを探していると、微かにギターの音と歌声が聞こえて、声を辿ると、川辺でギターを弾く神山くんが。(私がそのシーンを見たいがためにねじ込みました)

「上手いじゃん!」
そう言ってヤンクミが神山くんの隣に座ると、びっくりした顔をして、ギターをケースにしまって立ち去ろうとします。

「先生神山がギター弾けるなんて知らなかった。もっと聴かせてよ」と腕を掴まれた力の強さに顔を歪めて座り直します。

何曲か弾き語りをして、(見たいだけ)
「みんなの前で歌えばいいじゃん!」
そういうヤンクミに
『こんなのできたって、何にもならないから』と神山くんは答えます。

「そっか。ところで、今日なんで学校来なかった?お前今まで遅刻すらしたことなかったなかっただろ」

そう問われて『…別に』と答える神山くん。

「…昨日のこと聞いたんだけど、なんであんなことしたんだ?」

続く直球すぎる問いに、しばらく黙っていたものの、まっすぐ見つめるヤンクミの目に負けたのか、ふっと一瞬笑って話し始めます。


『俺さー、中学の頃あいつらにいじめられてたんだよね。なんとか耐えて、卒業したら髪染めて、ピアスも開けて、高校デビューってやつ?いじめてたやつみたいな身なりして、発言して、調子よくヘラヘラやっとけばいじめられることもないかなって。喧嘩もして、強くなったと思ってたのに、あいつらを目の前にすると、昔の記憶が蘇ってきて、動くことすらできなかった。みんな怒ってただろ?…やっぱりダメなんだよなー、いじめられっ子はいつになってもいじめられっ子なんだよ。俺もう明日からこねーから。』

そう言ってヤンクミの前を後にします。


一方その頃メイン組の5人は「あいつどうしたんだろうな」と神山くんを話題にしながらトランプ。


そしてシーン変わってギターを持って家に帰る神山くんの前から「あれ神山じゃね?」と話す人物が。

ここで一旦CMを…笑


CM開け、教室のシーンからはじまり、「今日も神山こなかったなー」「家行ってみるか?」「その前にラーメン行かね?!」と話すメイン組。

クマの運営するラーメン屋から出てきたシーンに変わります。

そこでメインAくん(3期でいう高木くんポジ)があのときの不良と一緒にいる黒髪の神山くんを見かけます。

「あれ、神山?」
「えっ、黒髪じゃん」

と少しざわつくと向こうの不良もこちらに気づき、「なに、あいつら知り合い?」と神山くんに問います。

メインAくんが近づくと神山くんは目を逸らして『し、知らない』

「ん、じゃあ行こうぜ」
そう言って引っ張られて行く神山くんはバツの悪そうな顔をしてメイン組の方をちらちら見て去っていきます。

「…なんだあいつ」
「今日は帰るか!」

そうやって、また日は過ぎていきます。


やっとこさストーリーはヤマ場。
(ここまで3000字弱です長引いて申し訳ない)


「今日も神山来てないのか、メインA、お前連絡とったりしてねーのか?」
「かけてるけど出てくんねー」

みたいなやりとりの後、まさかの神山くんから電話がかかってきます。

「もしもし?」
『もしもしA?…あの、さ、ちょっと、話したいことあるから、今から、○△倉庫に来てくんない…?みんな一緒に…』
「○△倉庫?」
『うん、できるだけ秘密にしたくて…』
「わかった、今から行くわ」

そんな電話で、メイン組は倉庫に向かいます。


「神山ー?」
倉庫に着いて神山を探すと、
「あ、きたきた笑」
とそこにいたのは例の不良、しかもグループ全員なのかかなりの人数。その端に神山くんが申し訳なさそうに立っています。

「?!…お前ら…」
 と異変に気付いたときにはすでに遅く、一斉に殴りかかってきます。

「お前ら神山と仲良くしてくれてたんだって?こんな何もできねぇクズによくしてくれて、感謝するわ。こいつ昔からいじめられててさぁ、まぁいじめてたの俺らなんだけど笑」
「久しぶりに見かけたと思ったら金髪で?ヤンキーのなりして何やってんだってなぁ?結局ビビって髪戻して、ほんっとバカだよなぁ」

と言いたい放題しながらひたすらメイン組を殴っていきます。

神山くんは何も言えず、ただ泣く。


数倍いる人数に勝てるわけもなく、メイン組が立てなくなったところで、不良グループのリーダーが近くにあった鉄の棒を手に取ります。

「いいストレス発散だよ」

そう言って倒れて動けないメインAくんに振りかざしたところで今まで黙っていた神山くんが

『やめ…っ!』と叫びます。

直前で動きを止めた不良グループリーダーは、ニヤッと笑って

「そうだ、これ神山やれよ」

そう言って神山くんに持っていた鉄の棒を握らせます。

首を振る神山くんを押して、メインAくんの前まで立たせて
「ここで拒否ったらどうなるか分かってんだろうな?」
と威圧。


神山くんは泣きながら棒を握りしめて、「うわあああああああ」と狂ったように棒を振り回して、不良グループの方に向かっていきます。

思いっきり棒を振りかざしたところで、パシッと棒を止める手。

ヤンクミの登場です。

「武器を使ったら負けだっていつも言ってるだろ」
そんなセリフを言いながら棒を床に捨てて、不良グループを睨みつけます。


「誰だお前」とざわつく不良グループに、「私の可愛い教え子に(以下略)…」と恒例のセリフを決めて、不良たちをボコボコにして、「大丈夫か?」と倒れているメイン組を立たせます。

喧嘩シーンはここで終わり。



ラストは倉庫を出て学校へみんなで戻るシーン。(よく見る草原のやつ)

わーわー散らばりながら帰る5人(+ヤンクミ)の後ろをひとり遅れて歩く神山くん。

そんな彼の隣に来たメインAくんが、神山くんの背中を叩いて
「なにとぼとぼ歩いてんだよ笑 早く帰るぞ、トランプ、はまってんの」
と手を引いて進みます。

安心した神山くんは
『トランプって笑 小学生やんけ!笑』
といつもの調子に戻ります。

(ここで主題歌流れだす)

その傍らメインBとヤンクミは
「トランプか!私も入れてくれよ」
「お前教師なんだから授業しろよ」
「なっ、じゃあお前ら授業聞けよ」
とやりとりをしていて、ふとヤンクミが神山くんの方を見ると、ぱっと目が合います。

そしてヤンクミに向かってニコニコ笑顔で大きくピースをした神山くんが寄りで映って、その笑顔が切り取られて(固まって?)次回予告に切り替わる。

 

…こんな感じです!

長い!ごめんなさい長かった!
思いつきでばーっと書いてるので矛盾しているところが多々あると思いますが、大目にみてください笑


SHARKの哲平くんの影響もあるかもしれませんが、神山くんってこういう役似合うと思うんですよね!

ごくせんあるあるシーン多目に書いているので、イメージしやすいとかと…
ぜひ、自分のいいように頭の中で映像化して楽しんでいただけたらと思います。

それでは、自己満ごくせん神山くんの回でした!


読んでいただき、ありがとうございました(^O^)