大阪マラソンの話。
マラソン終了後のタイムラインに流れてきたマイP様の企画にのっかり、私がこのマラソンを通して、何を想ったか、綴りたいと思います。
10/25。
いつも日曜日は遅起きな私が、朝早く目覚めました。
予定を組む際、その日は部活もなかったため応援に行くか?と考えたものの、私にはそんな勇気がなくて。
もし、彼ひとりゴールできなくて、悔しがっているところを、足が痛くてリタイアしてしまう様を、私が見ていられるのか。
そう思うと私はどうしても行こうと思えませんでした。
例えると、受験生の息子を応援する母のような気持ち。息子が不合格を知って立ち尽くす様子なんて見ていられません。
だから、なにがなんでも走りきってほしかった。「私の好きな神山くん、こんなにかっこいいんだよ!」とみんなに伝えたくて。今思うと自分勝手な話ですね。
中継を見ながら、マラソンって長いんだなって初めて気づきました。
42.195kmというのは、もちろん私が経験したことない距離で、もしかしたら彼らってとてもすごいことをしてるのかも、ってやっと思ったのです。遅い。
そして始まった特別番組。
神山くんが負った怪我は「腸脛靭帯炎」だと分かりました。
身内に陸上しているのがいる私は「それってなんなの?」と聞くと「やっぱりそれか、長距離の人がよくなるやつ、〇〇ちゃんとか大会出れてなかったやん」という返事。
ああ、大変だ。
一気に頭が回らなくなりました。
あの状況で、彼はフルマラソンを走りきろうとしているの???
笑顔で手を挙げて走る彼が映されても、安心はできませんでした。
それからは実況班さん方のツイートを追うため、ひたすら画面を上から下にシュッとする数時間が続きました。
そして4時間と35分が経ったとき
もはやノルマなんか忘れていて、淳太くんゴールのときはほんとに心が少し軽くなった気分でした。
それでも目に入る「泣いていた」ツイート。
やっぱり悔しかった。頑張りが認められなかったような気がして。
次に私を不安にさせたのは「5時間半のペースランナーより遅い」というツイート。
遅いのは全然いいんです。
でも5時間半以上も走り続けなければいけない。あと数時間は解放されない。それがつらかった。
そしてさらに追い討ちをかけたのは「関門時間」
これをこえてしまうと強制リタイア。今まで走った距離も記録になりません。
「無理しないで」といいいところだけど、どうしてもこれだけは越えてほしかった。
関門10分前に濵田くんが通過したと情報を得たとき、苦しさと嬉しさが混じりました。
「あと2km」が長くて。
まだかまだかと必死に画面を見つめ続けました。
ついに15:40。
画面左に映った左足を引きずって歩く黒いウェアの彼に鳥肌が止まりませんでした。
ゴールを抜けて右手を挙げる彼はとてもかっこよくて。
語彙力が乏しい私には「よかった」としか言えなかったけど、ほんとうに、よかった。
ゴールできてよかった。かっこいい彼でよかった。応援できてよかった。彼のことを好きでよかった。
たくさんのよかったが胸を熱くしました。
それから8分後
濵田くんもゴールです。
途中見かけた彼はフラフラで、正直神山くんより心配な部分もあったのですが、彼は最後走ってた。
いっそう心配させるような走り方だったけど、走ってゴールするその姿はほんとうにかっこよかった。
彼らが苦しんでいてもどうすることもできなくて、もどかしい時間が続いたけど、見届けることができてよかった。彼らのファンでよかった。
感動をありがとう。
淳太くん、ともくん、濵田くん
ほんとうにお疲れ様でした!!!
…しんみり終わらせるのはどうも気恥ずかしいので、少し崩しますと、
今すっごく、全財産をつぎこんででも、淳太くんにすっごい高いお酒を、ともくんにすっごいふかふかなお布団を、濵田くんにすっごい美味しいお肉をプレゼントしたいです( ´・ᴗ・` )えへ
読んでくださりありがとうございました!